時間がない!生きることを出しおしみするな。 時間がない!生きることを出しおしみするな。
異端児、問題児、風雲児!鬼才映画監督の生態に迫る376日のドキュメント。 異端児、問題児、風雲児!鬼才映画監督の生態に迫る376日のドキュメント。
監督:大島新 出演:園子温 5月14日より、新宿シネマカリテにてロードショー
ひそひそ星

Introduction

比類なき映画監督・園子温(そのしおん)。この珍奇な“生きもの”のいまを記録し、未来を語る映画が誕生した比類なき映画監督・園子温(そのしおん)。この珍奇な“生きもの”のいまを記録し、未来を語る映画が誕生した

2015年には『新宿スワン』『ラブ&ピース』『リアル鬼ごっこ』『映画 みんな!エスパーだよ!』と4本の新作が公開され、日本で最も多忙な映画監督となった園子温。多くのメディアで数奇な運命をたどった半生が取り上げられ、時には過激な発言が物議を呼ぶ。しかし、それは園子温の一面でしかない。本作で描かれる園子温の“いま”は、新たな映画企画の打ち合わせに忙殺されながら、アトリエで自由奔放な絵をキャンバスに描き、時にはミュージシャンとして破天荒なライブを行い、路上パフォーマンスで警察に事情聴取されながらもアーティストとして独創的な個展を開催し、自宅では妻との時間を過ごす姿だ。そして、4半世紀前に書いた脚本『ひそひそ星』の映画化を自主制作でようやく実現させようとしていた。  2014年10月、『ひそひそ星』がクランクインを迎えた。園はオリジナル脚本の設定を尊重しつつ“いま”映画にするにあたって、福島県富岡町・南相馬・浪江町でロケーションすることを選んだ。『ヒミズ』(12)『希望の国』(12)で震災、原発をいち早く描いてから4年。地元の人々の声に耳を傾け、荒涼とした風景にカメラを向ける園子温は何を思うのか。

「情熱大陸」で園子温を追った大島新(おおしまあらた)が一年にわたる長期取材を敢行!初の長編ドキュメンタリー「情熱大陸」で園子温を追った大島新(おおしまあらた)が一年にわたる長期取材を敢行!初の長編ドキュメンタリー

2014年に放送された『情熱大陸/映画監督・園子温』(MBS)を演出した大島新が本作を監督。番組は大きな反響を呼んだが、テレビに収まりきらない規格外の園の魅力を描きたいという思いが、大島に『シアトリカル 唐十郎と劇団唐組の記録』(2007)以来となる9年ぶりの映画を撮ることを決意させた。番組放送後の2014年9月から開始された撮影は、2015年9月までの一年にわたって続けられた。これまでテレビ、雑誌で取り上げられることもあった園の密着ドキュメンタリーとは取材期間の長さ、濃密さにおいても一線を画するものになっている。
 なお、大島新は父に映画監督・大島渚を持つ。実は園も大島渚とは浅からぬ因縁を持っている。若き日の園が破壊衝動を8mmフィルムに刻みこんだ自主映画を、大島渚は「バンダリズム」(芸術、文化の破壊行為)と評して支持を表明し、いち早く園の才能を認めた。また『部屋 THE ROOM』(93)の公開時に行われた対談では、園の路上パフォーマンス「東京ガガガ」も含めてその活動に惜しみない称賛を送っている。それから23年、『部屋』の原点となる『ひそひそ星』の完成と同時に、大島新が園を主人公にした作品を撮ったのは、まさに奇縁と言えるだろう。

園子温と園子温の関係者が語る、園子温という生きもの園子温と園子温の関係者が語る、園子温という生きもの

『ヒミズ』で初めて園作品に出演した染谷将太と二階堂ふみは、初対面の強烈な印象と園に寄せる信頼を語り、自主映画時代からつきあいのある田野邉尚人(『別冊映画秘宝』編集長)と、アーティスト活動でコラボレーションするエリイ(Chim↑Pom) は、それぞれの視点から園を語る。そして、主演作『恋の罪』(11)を経て私生活でもパートナーとなった神楽坂恵は、女優として恋人として妻としての立場から回想する。
 メディアでは露悪的にふるまうこともある園だが、本作では、ふだんは見せない表情を見せる。絵を描きながら表現して生きることとは何かをエキセントリックに語るかと思えば、妻と暮らす自宅では静かな私生活をうかがわせる。『部屋 THE ROOM』をプロデュースした安岡卓治と久々に再会した園は、何をやっても上手くいかなかった“映画の神様に見捨てられた時代”の悪戦苦闘を穏やかに振り返る。そんな時代に叶わなかった夢の企画『ひそひそ星』を完成させ、園は未来に何を思うのか。
 過去があって“いま”がある。長期の取材と証言で構成された本作は “園子温という生きもの”のむきだしの記録である。

園子温Biography

1961年(0歳)
12月18日 愛知県豊川市で生まれる。
1966〜73年(4〜11歳)
物心がついた頃より、手塚治虫、赤塚不二夫、永井豪らの漫画を読み、自分でも描くようになる。実家に膨大な蔵書があったことから海外小説を手にするようになり、江戸川乱歩、聖書、キリスト教文献なども好んで読んで過ごす。
1974〜75年(12〜13歳)
『エクソシスト』『ジョーズ』を観る。小学生の頃から「映画名作100選」などに挙げられる作品を映画館、テレビを通じて浴びるように観ては、監督、出演者、スタッフ名にいたるまでメモを取ってノートに感想を書いていた。またこの頃から自宅にあった8ミリカメラで習作を撮るようになる。
1985年(23歳)
8ミリで『俺は園子温だ!!』を撮り、ぴあフィルムフェスティバル(PFF)に入選。公募審査員として参加した後の「別冊映画秘宝」編集長・田野邉尚人はそのインパクトに打ちのめされる。
1990年(28歳)
5月12日 映画『自転車吐息』公開。PFF スカラシップで製作した初の16ミリ作品。 この頃、『ひそひそ星』のシナリオを執筆。映画化に向けて膨大な絵コンテを描くが実現せず。
1993年(31歳)
10月23日 映画『部屋 THE ROOM』公開。プロデューサーを安岡卓治が務める。『ひそひそ星』で意図していたモノクロ、囁き声、長回しといった手法が受け継がれている。
2011年(49歳)
1月29日 映画『冷たい熱帯魚』公開。神楽坂恵が初出演。
3月11日 東日本大震災
5月 2日〜27日 『ヒミズ』撮影。染谷将太、二階堂ふみが初出演。
10月23日 神楽坂恵との婚約が報じられる。
11月12日 映画『恋の罪』公開。神楽坂恵が主演を務める。
2012年(50歳)
1月13日〜2月4日 『希望の国』撮影
1月14日 映画『ヒミズ』公開
2月20日 園子温、神楽坂恵結婚式
8月15日〜9月23日 映画『地獄でなぜ悪い』撮影
9月30日 TV「ETV特集/映画にできること 園子温と大震災」(NHK)放送。
      番組内でアーティスト集団・Chim↑Pomと対談
10月13日「園子温、非道のオールナイト 第1夜」(「非道に生きる」刊行記念/テアトル新宿)
      でエリイ(Chim↑Pom)らと対談。
10月20日 映画『希望の国』公開
2013年(51歳)
3月3日〜4月23日  TV「みんな!エスパーだよ!」撮影
4月30日 舞台「ザ・水道橋 in 座・高円寺 vol.1 ~園子温芸人デビュー~」 (座・高円寺)
4月〜9月 TV「園子温ケーブルテレビ実験室」放送
7月26日 朗読劇「グレイテスト・ヒッツ・テラヤマ」(ワタリウム美術館)
8月20日〜9月20日 映画『TOKYO TRIBE』撮影
9月28日 映画『地獄でなぜ悪い』公開
11月25日〜2014年1月18日 映画『ラブ&ピース』撮影
2014年(52歳)
4月 4日〜5月20日 映画『新宿スワン』撮影
6月15日 TV「情熱大陸〜奇才、毒舌、破廉恥、社会派…
      さまざまな異名を持つ映画監督・園子温の創作哲学に迫る!」(演出/大島新 MBS)放送
6月21日 「RevolutionQ ×石崎ひゅーい 対バンライブ」(新宿LOFT)で
      RevolutionQのヴォーカルとしてバンドデビュー
6月30日 小説「毛深い闇」(河出書房新社)発表
8月30日 映画『TOKYO TRIBE』公開
9月    『園子温という生きもの』撮影開始
9月30日 「RevolutionQ x ART−SCHOOL 対バンライブ」(恵比寿リキッドルーム)
10月 1日〜16日 映画『ひそひそ星』撮影 (10月12日〜16日福島ロケ)
10月22日〜29日 TV「みんな!エスパーだよ!番外編 〜エスパー、都に行く〜」撮影
11月20日 「GQ MEN OF THE YEAR 2014」授賞式
12月 1日〜3日 『Love of Love』撮影
2015年(53歳)
1月15日〜2月10日 映画『リアル鬼ごっこ』撮影
2月28日 豊橋ふるさと大使を委嘱
3月 8日 PV「どっちみち俺のもの」(リトルエルヴィスリュウタ&The S.R.P)撮影
3月28日 「怪獣文藝の逆襲」(角川書店)発売。短編小説「孤独な怪獣」を執筆。
4月 3日 TV「みんな!エスパーだよ!番外編〜エスパー、都へ行く〜」」(テレビ東京)放送
4月15日 PV「どっちみち俺のもの」(リトルエルヴィスリュウタ&The S.R.P)公開
4月19日 第5回北京国際映画祭で『ラブ&ピース』がコンペティション部門で上映。日本映画の同部門出品は初
4月30日〜5月25日 『映画 みんな!エスパーだよ!』撮影
5月27日 絵本「ラブ&ピース」(幻冬舎)発表
5月30日 映画『新宿スワン』公開
6月 2日〜7月5日 絵画展「園子温 ラブ&ピース・ペインティングス」(ワタリウム美術館B1 オン・サンデーズ)
6月21日 渋谷ハチ公横にレプリカのハチ公と、ハチ公のいない台座(ハチ公は福島の避難区域に設置)を置く
      ハプニングアートを行い、渋谷警察署で事情聴取。
6月22日 詩とエッセイで構成された「受け入れない」(KADOKAWA/中経出版)発売
6月26日〜7月26日 園子温展「ひそひそ星」(Garter @キタコレビル)開催
6月27日 映画『ラブ&ピース』公開
6月28日 とよかわ広報大使就任に伴い委嘱式が行われる(イオンシネマ豊川)
7月11日 映画『リアル鬼ごっこ』公開
8月    カナダ・モントリオール第19回ファンタジア国際映画祭で『リアル鬼ごっこ』が
      優秀作品賞、審査員特別賞、最優秀女優賞(トリンドル玲奈)、『ラブ&ピース』が観客賞を受賞
8月30日 国会前で安全保障法案反対の抗議スピーチ
9月    『園子温という生きもの』撮影終了
9月 4日 『映画 みんな!エスパーだよ!』公開
9月19日 「Don't Follow the Wind - Non-Visitor Center展」(ワタリウム美術館)で
      インスタレーション作品を制作(〜11月3日まで開催)
9月20日  第40回トロント国際映画祭で『ひそひそ星』がNETPAC賞(最優秀アジア映画賞)受賞
10月    『ラブ&ピース』『リアル鬼ごっこ』『映画みんな!エスパーだよ!』が上映された
       シッチェス映画祭で園子温のキャリアと実績に「タイムマシーンアワード」が授与。
10月 7日 「文學界11月号」(文藝春秋)に大島新によるインタビュー
       「映画妖人伝 園子温〜俺は異端じゃない」が掲載
11月    スペイン・マラガ・ファンタスティック映画祭で『リアル鬼ごっこ』が最優秀作品賞、特殊効果賞受賞
11月 3日〜10日 新作映画を撮影
11月21日 第16回東京フィルメックス・オープニングで『ひそひそ星』が日本初上映
2016年(54歳)
1月27日〜3月 『新宿スワン2』撮影
2月     第66回ベルリン国際映画祭の"Hachimiri Madness: Japanese Indies from the Punk Years"で
      『俺は園子温だ!!』『男の花道』が上映。
3月     第40回香港国際映画祭の"Hachimiri Madness: Japanese Indies from the Punk Years"で
      『俺は園子温だ!!』『男の花道』が上映。
4月〜7月 ワタリウム美術館で「ひそひそ星」展を開催
5月14日 映画『ひそひそ星』『園子温という生きもの』公開
参考資料:SONOSION.COM、『非道に生きる』(朝日出版)、『園子温映画全研究 1985-2012』(洋泉社)、
     園子温年表(『ザ・水道橋in座・高円寺 vol.1』) 協力:株式会社シオンプロダクション(船木光)

園子温 Filmgraphy

1984年
『ラブソング』出演/園子温、中川ろここ 8mm 9分
1985年
『俺は園子温だ!!』出演/園子温、中川ろここ 8mm 30分
1986年
『愛』出演/園子温、河西宏美 8mm 31分
『男の花道』出演/園子温、山道亮介 8mm 101分
1988年
『決戦!女子寮対男子寮』出演/河西宏美、小林和子 8mm 90分
1989年
「男のコたち反省しなさい」(ビデオ作品)出演/井口昇、麗美
1990年
『自転車吐息』出演/園子温、杉山正弘、河西宏美 16mm 93分
1993年
『部屋 THE ROOM』出演/麿赤兒、洞口依子 35mm 92分
1994年
『「ヴァギナ」&「バージン」』(インスタレーション)16mm 8分
1995年
『BAD FILM』(2012年完成)出演/東京ガガガ Hi-8 161分
1997年
『桂子ですけど』出演/鈴木桂子、内田栄一  16mm 61分
1998年
『男痕 -THE MAN-』出演/伊藤猛、堀祐輔 35mm 60分
『風』出演/佐々木愛、東陽子 16mm 27分
1999年
『0cm4(パリコレクションバージョン)』出演/永瀬正敏、麻生久美 16mm,mini-DV 21分
『うつしみ』出演/荒木経惟、荒川眞一郎、麿赤兒 8mm,mini-DV 108分
2000年
『ある秘かなる壷たち(性技の達人 女体壺さぐり)』出演/神崎優、鈴木敦子 35mm 59分
2001年
『父の日』出演/鈴木卓爾、林文浩 mini-DV 13分
『自殺サークル』出演/石橋凌、永瀬正敏 スーパー16 99分
2002年
「プロムナイト」(未完成) 出演/田中圭、伊藤かな
2004年
『大人になったら』(オムニバス『ノーパンツ・ガールズ Movie Box-ing2』の一篇)
出演/及川奈央、都筑あこ  23分
2005年
『夢の中へ』出演/田中哲司、オダギリジョー DV 103分
『Strange Circus 奇妙なサーカス』 出演/宮崎ますみ、いしだ壱成 35mm 108分
2006年
『紀子の食卓』出演/吹石一恵、吉高由里子 DV 159分
『HAZARD』出演/オダギリジョー、深水元基 スーパー16 103分
『気球クラブ、その後』出演/深水元基、永作博美 ベータカム 93分
「時効警察」(テレビ作品) 出演/オダギリジョー、麻生久美子
  第4話「犯人の575は崖の上」/第6話「恋の時効は2月14日であるか否かはあなた次第」
2007年
『エクステ』出演/栗山千明 大杉漣 35mm 108分
「帰ってきた時効警察」 (テレビ作品) 出演/オダギリジョー、麻生久美子
  第3話「えっ!? 真犯人は霧山くん!?」/第6話「青春に時効があるか否かは熊本さん次第!」
2008年
『愛のむきだし』出演/西島隆弘、満島ひかり  237分
『Make the last wish』(未完成/2011年に特別上映)出演/満島ひかり、安藤サクラ
2009年
『ちゃんと伝える』出演/AKIRA、奥田瑛二 35mm 109分
2011年
『冷たい熱帯魚』出演/吹越満、でんでん 144 分
『恋の罪』出演/神楽坂恵、冨樫真 143分(海外版112分)
2012年
『ヒミズ』出演/染谷将太、二階堂ふみ 35mm,DCP 129分
『希望の国』出演/夏八木勲、大谷直子 DCP 133分
2013年
「みんな!エスパーだよ!」(テレビ作品) 出演/染谷将太、夏帆
  第 1話 「なんで僕に超能力だん?バス停の風、大作戦!」
  第 6話「エスパー抗争勃発?縛られたあの娘を救え、大作戦!」
  第 7話「禁断のコーヒー!?セクシー女大量生産を止めろ、大作戦!」
  第10話「(最終章・序)恋の罪!?モーニングコーヒーはあなたと!
  第11話 「(最終章・破)時は来た!善と悪の最終決戦…チームエスパー解散!?」
  第12話「(最終回・青春の夢)僕が世界を救うんだ!ワンワンワン大作戦!?」
『地獄でなぜ悪い』出演/國村隼、長谷川博己 DCP 130分
2014年
『TOKYO TRIBE』出演/YOUNG DAIS、鈴木亮平  DCP 116分
2015年
「みんな!エスパーだよ!番外編 エスパー、都へ行く」(テレビ作品)
出演/染谷将太、真野恵里菜 52分
『新宿スワン』出演/綾野剛、山田孝之 DCP 139分
『ラブ&ピース』出演/長谷川博己、麻生久美子 DCP 117分
『リアル鬼ごっこ』出演/トリンドル玲奈、篠田麻里子 DCP 85分
『映画 みんな!エスパーだよ!』出演/染谷将太、池田エライザ DCP 114分
2016年
『ひそひそ星』出演/神楽坂恵、遠藤賢司 DCP 100分
『Love Of Love』(オムニバス『MADLY』の中の一篇)
『新宿スワン2』出演/綾野剛、伊勢谷友介

Character

染谷将太

1992年生まれ。東京都出身。
子役として活動を始め、『パンドラの匣』(09)で長編映画初主演。『ヒミズ』(11)で第68回ヴェネツィア国際映画祭マルチェロ・マストロヤンニ賞を受賞。2012年には『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』(11)、『ヒミズ』(12)、『悪の教典』(12)で映画新人賞を数多く受賞。その他の主な映画出演作は、『WOOD JOB! ~神去なあなあ日常~』(14)、『寄生獣』(14)、『さよなら歌舞伎町』(15)、『寄生獣 完結編』(15)、『ストレイヤーズ・クロニクル』(15)、『映画 みんな!エスパーだよ!』(15)など。今後の待機作に『海賊とよばれた男』(16)がある。

二階堂ふみ

1994年生まれ、沖縄県出身。
2009年『ガマの油』で映画デビュー。その後、『劇場版神聖かまってちゃん ロックンロールは鳴りやまないっ!』(11)で映画初主演を果たし、第3回TAMA映画祭最新新進女優賞、第26回高崎映画祭最優秀助演女優賞を受賞。その後も『指輪をはめたい』(11)、ドラマ「テンペスト」(11年/NHK-BS)と続き、『ヒミズ』(12)にてヴェネチア国際映画祭マルチェロ・マストロヤンニ賞受賞の快挙を果たす。以降、『王様とボク』(12)、『悪の教典』(12)、『脳男』(13)、『地獄でなぜ悪い』(13)、『四十九日のレシピ』(13)、『ほとりの朔子』(14)、『私の男』(14)、『渇き』(14)、『日々ロック』(14)、『味園ユニバース』(15)、『ジヌよさらば かむろば村へ』(15)、『この国の空』(15)などに出演。今後の待機作に、『オオカミ少女と黒王子』(16)、『ふきげんな過去』(16)、『SCOOP!』(16)などがある。

田野邉尚人

1965 年生まれ、神奈川県出身。
学生時代よりライター稼業の傍ら藤原章、園子温といった監督たちの映画製作をサポート。「現代詩手帖」編集部を経て、1995 年に町山智浩指揮のもと「映画秘宝」を立ち上げ、10年間、編集長を務める。現在、「別冊映画秘宝」編集長。その他『石井聰亙作品集DVD-BOX Ⅰ PUNK YEARS』構成協力など。

安岡卓治

1952年生まれ、東京都出身。
映画プロデューサー。原一男監督『ゆきゆきて、神軍』(88)の助監督を経て、園子温らのインディーズ映画を数多くプロデュース。森達也監督『A』(98)、『A2』(00)で山形国際ドキュメンタリー映画祭特別賞・市民賞を受賞。プロデュース作品『LittleBird イラク戦火の家族たち』(05)がロカルノ国際映画祭人権部門最優秀賞受賞。共同監督作品『311』(11)、編集作品『遺言 原発さえなければ』(13)が山形国際ドキュメンタリー映画祭で公式上映。近年、プロデュース作品『イラク チグリスに浮かぶ平和』(14)、『赤浜ロックンロール』(15)が公開。

エリイ(Chim↑Pom)

2005年東京にて、卯城竜太・林靖高・エリイ・岡田将孝・稲岡求・水野俊紀の当時20代の6名が、結成したアーティスト集団「Chim↑Pom」のメンバー。時代のリアルに反射神経で反応し、現代社会に全力で介入した強い社会的メッセージを持つ作品を次々と発表。映像作品を中心に、インスタレーション、パフォーマンスなど、メディアを自在に横断しながら表現している。東京をベースに活動しながら、世界中の展覧会に参加、海外でもさまざまなプロジェクトを展開。近年はさらに活動の範囲を広げ、美術専門誌監修や展覧会キュレーションなども行う。著作に『Chim↑Pomチンポム作品集』(河出書房新社、2010年)、『なぜ広島の空をピカッとさせてはいけないのか』(阿部謙一との共編著、無人島プロダクション、2009年)、『芸術実行犯』(朝日出版社、2012年)がある。

神楽坂恵

1981年9月28日生まれ、岡山県出身。
2004年にグラビアアイドルとしてデビュー。その後、女優に転身し『遠くの空に消えた』(07)で映画デビュー。『プライド』(09)、『十三人の刺客』(10)などに出演。2011年に出演した園子温監督作『冷たい熱帯魚』(11)での演技が高く評価され、同作と、続く出演作『恋の罪』(11)で、第33回ヨコハマ映画祭および、おおさかシネマフェスティバル2012にて助演女優賞を受賞。その他の主な出演作には園子監督の『ヒミズ』(12)、『希望の国』(12)、『ラブ&ピース』(15)などがある。園子温監督最新作『ひそひそ星』では主演を務める傍ら、シオンプロダクションのプロデューサーとしても参加している。

監督:大島 新

1969年生まれ。
1995年早稲田大学第一文学部卒業後、フジテレビ入社。「NONFIX」「ザ・ノンフィクション」などドキュメンタリー番組のディレクターを務める。1999年フジテレビを退社。毎日放送「情熱大陸」で、『寺島しのぶ』『美輪明宏』『秋元康』『見城徹』『田中慎弥』などを演出。他にNHK「課外授業ようこそ先輩」「わたしが子どもだったころ」など。2007年ドキュメンタリー映画『シアトリカル 唐十郎と劇団唐組の記録』を監督。同作は全国15劇場で公開し、第17回日本映画批評家大賞ドキュメンタリー作品賞を受賞した。映画監督・大島渚の次男。

Credit

出演:園 子温
   染谷将太 二階堂ふみ 田野邉尚人
   安岡卓治 エリイ(Chim↑Pom)
   神楽坂恵(園いづみ)
製作:大島 新/由里敬三
エグゼクティブプロデューサー:三好真裕美/田中 正
プロデューサー:小室直子/前田亜紀
撮影:髙橋秀典
編集:大川義弘
整音・効果:高木 創
音楽プロデュース:菊地智敦
音楽制作:RightTracks Inc./カナイ・ヒロアキ/曽根慶太/秋月須清
エンディングテーマ:「全力歯ぎしりLET’S GO!」Written by 園 子温
タイトルデザイン:薗部 健
スタジオエンジニア:大野 誠
ライン編集:野間 実
デジタルカラーグレーディング:稲川実希
デジタルシネママスタリング:深野光洋/大場広樹
ラボマネージャー:高橋幸一
ラボオペレーター:光岡 紋
ラボコーディネート:山川健太郎
制作スタッフ:高橋 佑/萩森延子/森本佳奈子
宣伝:ミラクルヴォイス 田中里美、簗詰容子、山崎 栞
宣伝プロデューサー:伊藤敦子
WEB宣伝:杉村征子
ポスター撮影:齋藤陽道
宣伝美術:川上圭三
予告編制作:小松敏和
スチール:神谷智次郎 黒田光一
     船木 光 髙橋秀典
営業統括:永山雅也
配給営業:小嶋㓛一 原田大介
     芝間亮佑 田中直美
     末柄大輔
ライツ営業:中野則俊 長谷川学
      宮前孝幸 長島志歩
海外セールス:川合絵海子 古川真実
特別協力:シオンプロダクション 船木 光
協力:「ひそひそ星」キャスト・スタッフのみなさん
    ハチ公プロジェクト スタッフのみなさん
    園子温個展「ひそひそ星」スタッフのみなさん
    Revolution Q
    奥野瑛太  長谷川大
    谷本幸優  IZUMI
    真野恵里菜 テンテンコ
    木下理樹
    園 路果
    大高康典  高瀬麗子
    鈴木 剛
協力:ワタリウム美術館 
   東宝スタジオ
   ビデオユニテ 
   ジオ・スタッフ
   日活調布撮影所 
   日活スタジオセンター
   城西/日活ポストプロダクションセンター
資料提供:「ヒミズ」フィルムパートナーズ
     「冷たい熱帯魚」製作委員会
     「恋の罪」製作委員会
      ぴあ
配給:日活
制作プロダクション:ネツゲン
製作:ネツゲン、日活
監督:大島 新
(C)2016「園子温という生きもの」製作委員会

映画『園子温という生きもの』公式サイト

この映画監督。なぜ こんなに嫌われ、愛されるのか?

5月14日(土)より、シネマカリテにてロードショー

監督:大島新
出演:園子温
染谷将太 二階堂ふみ 田野邉尚人 安岡卓治 エリイ(Chim↑Pom) 神楽坂恵
プロデューサー:小室直子、前田亜紀  撮影:髙橋秀典  編集:大川義弘  整音・効果:高木 創  音楽プロデュース:菊地智敦
企画・製作:ネツゲン 日活  制作プロダクション:ネツゲン  配給:日活  宣伝:ミラクルヴォイス
(C)2016「園子温という生きもの」製作委員会
(2016/日本/カラー/ビスタ/97分)